カナダ・バンクーバー、多文化(フィリピン人)教会の日曜学校。教材もフィリピンから持参してきたものを使っている。こうして自文化に浸る場が確保されていることは、現地文化とのバイカルチュラル子育てにも、安心して取り組める。 pic.twitter.com/wDCB8e2Fm4
— 山田拓路 (@takuji85) June 11, 2017
カナダ・バンクーバーのフィリピン人教会で開かれている日曜学校に、お手伝いをしに行きました。
聖歌をうたう
ゲームでアイスブレイクをしたあと、キーボードとギターの伴走に合わせて、子どもたちが聖歌/賛美歌を歌います。
絵本の読み聞かせ
絵本の読み聞かせ。リードする先生役が何人もいますが、そのうちの一人がヨナの話を聞かせてくれました。
ちなみに子どもたちの第一言語はほぼ全員英語のため、日曜学校も英語で行われています。(大人同士は母語のイロカノ語やカンカナイ語でしゃべっていますが)
ぬり絵
そして、定番のぬり絵タイム。使っているぬり絵のプリントが日本で見たフィリピン人教会のそれと同じ。フィリピンから持ち込んできているそうです。
ちょっと前までは座っていることすらできなかった子たちが、この日は自分のイスに腰かけて、ぬり絵を楽しむことができたとのこと。
ユースのグループもある
ユース(ティーンエイジの若者たち)のグループもあります。バイブルシェアリング(聖書研究)もするそうです。そういうのは人気がなさそうですが・・、ここでは10人以上が参加。先生たちのなせるワザでしょうか?
最終的にちびっ子クラスと合流して、歌をいっしょに歌って、解散。
この後に開かれた「ガンサ」(フィリピン北部の伝統舞踊であるゴング・ダンス)のワークショップにも若者たちが積極的に参加していました。
7月1日に開催予定のカナダ・デイというバンクーバー全体を巻き込んだ大きなイベントで、ストリートに出てこのガンサを披露するそうです。
日本にいるフィリピン人の若者たちは日本人と同じようにシャイな子が多いような気がしますが、このバンクーバーの子どもたちはカナディアンと似てけっこう積極的というか恥ずかしがらずに色々取り組む子が多い印象。そういう振る舞いの違いは、やはり置かれた環境の空気の違いに左右されるものなのかなと思いました。