プラットフォーム型レボリューション ~ゼロから年100億円規模のNPOを育てた経験を語る~ 〈FRJ2017〉

「裏切られてもいいから、この社会には良心があることを信じる。どうせだれも分かってくれないという態度はファンドレイザーとして最低」

大西 健丞(ピース ウィンズ・ジャパン)

2017/3/19 FRJ2017 – Session 73

わらしべ戦法 プロフェッショナルのベガーになってやると思って。

10億くらいかかる工事を6000万で仕上げた。

 

Unicef に寄付出して「プリントされた領収書しかくれない」と不満持っていた彼女の父の化粧品会社社長に

「私であれば毎月報告します。代理店にも全国行脚します」

と言って、泥臭い営業に回った。

 

人のものを獲るのがいちばんいいファンドレイジング

 

裏切られてもいいから、この社会には良心があることを信じる。どうせだれも分かってくれないという態度はファンドレイザーとして最低。

お年寄りは特にAかBかと切り分けて、私はAを信じていると言えば、応援してくれる。

 

お願いをすれば、素晴らしい人は素晴らしい人をしっている。

個人的な金銭欲ではなくて、正しい目的を持っていれば、動いてくれる人はまだまだ日本にいっぱいいる。

 

オーバーヘッド(企業で言う税引き後利益)の重要性を意識して下さい。

 

寄付はご縁ビジネス。

ドナーのイシュー意識は変わるもの。

いいですか、もっと幅を拡げましょう。

ピースウィンズ・ジャパンをイノベーションプラットフォームと考える。

 

目標が高ければ高いほど、小さいNGOはコレクティブやるしかない。

 

ドナーにお願いして、オーバーヘッドを積み立てておけ。

ピースウィンズ・ジャパンは15%をオーバーヘッドとしてお願いしている。

 

スケールメリットも考えるべき。

スモール・イズ・ビューティフルで開き直っている団体も多いけど。

コンサルティング会社なんかも頼ってみるといい。

 

 

今の若いスタッフは根性がなさすぎる。「6時からはボランティアや」と言うている。

(昨今の長時間労働是正の風潮について)それには動じていない。

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