私のルームメイト「T」はキリスト教神学の博士課程修了を間近に控えたアメリカ出身の学者である。
昨夜は、「アメリカのドナルド・トランプ大統領とナチスのアドルフ・ヒトラーに関して、彼らはクリスチャンなのか、そうならばなぜ・・」ということを語り合った。
「キリスト教を語る時にマザー・テレサやマーティン・ルーサー・キング牧師を引き合いに出して肯定的に語るならば、同時にアドルフ・ヒトラーやドナルド・トランプについても語られなければならいのではないか?」
「宗教が遠い昔から現在に至るまで大いに戦争に利用されてきたが、果たして宗教は人を救うものなのか、滅ぼすものなのか?」
しばしば無宗教(あるいはゆるやかな仏教と神道のミックス)と言われる典型的な日本人に宗教を語ると、そう問い返されることがある。この問いにどう答えるかがキリスト教徒にとっての一つのチャレンジである。
そして、Tは今朝になってこういうメッセージを送ってきてくれた。
https://en.wikipedia.org/wiki/Donald_Trump#Religion
On the other hand, it seems fair to say Hitler was not a Christian and was opposed to Christianity:
https://en.wikipedia.org/wiki/Adolf_Hitler#Views_on_religion “
「昨日の夜話したことについて調べてみた。
トランプはクリスチャンであることを自認はしているけれど、神の恵みや許しが必要な罪人であることは認めていないらしい。
一方ヒトラーはクリスチャンではなく、キリスト教を否定していたと言えるかもしれない。」
リンクの貼ってあるWikipediaのページにそれぞれ詳しく書かれている。
ルームメイトTとともにその典型的な日本人と語る場を設けてみるとおもしろそうなので、来週から知人の日本人を誘って、やってみることにする。