海外でクレジットカード（クレカ）を使うべきメリット。もうそれは、

 

１．現金より得だから！

２．現金より安全だから！

 

それだけです。

 

クレカが「得」な２つの理由

現金より得な理由①：手数料が安い

手数料・利息を含む両替レートを計算したら、海外では現金決済（キャッシュ）よりもクレジットカード決済のほうが得をすることが多いからです。

難しい計算についてはこのページでは割愛しますが、単純に言えば・・・

 

・現金両替には通常、3%ほど手数料が加算される

・クレジットカード決済は1-2%ほどの手数料のみ。（詳細は以下）

国際ブランド	為替手数料
VISA	1.63%
MasterCard	1.63%
JCB	1.60%
AMERICAN EXPRESS	2.00%
Diners Club	1.30%

 

（意外と知られていないですが）クレジットカードの方がお得ですね！

 

現金より得な理由②：ポイントも貯まる

しかも、ほとんどのカードでは利用額に応じてポイントも貯まるので、例えばワーホリや留学から帰国した時に、年間利用額200〜300万の1%のポイントが貯まっていれば、単純計算で2〜3万円分は返ってくることになります。

短期の旅行であっても、カードの利用ポイントが上記「為替手数料1-2%ほど」と相殺されると考えれば・・、もう現金で高額決済する理由はほぼ皆無ですね。

 

例えば有名な楽天カードなら、1%のポイントが。

他のカードでも0.5%程度のポイント還元は当たり前ですね。

 

 

クレカが「安全」な２つの理由

現金より安全な理由①：盗難保険が付いている

ネックと言えば、盗まれたら？　強盗に奪われたら？　といった防犯上の不安が大きいかもしれません。

しかし、多くのクレジットカードでは、盗難保険というものが自動付帯されているので、万が一のことがあっても対応してもらえることが多いので、安心です。

 

詳しくは各カード会社のWEBサイトをご参照ください。

ここには、例として楽天カードのサイトのリンクを貼っておきます。

カード盗難保険の申請手続きについて教えてください。 | 楽天カード

 

 

一方、多額の現金を持ち歩いていると、どこかのレジで支払いをした時に財布の中の札束がちらっと見えて、目をつけられ、店を出てしばらく歩いた暗がりのところで・・・などという犯罪にまきこまれたケースは枚挙にいとまがありません。

 

 

犯人側としては、クレジットカードは奪っても暗証番号を知らなければ使えないし、使ったとしても足がつきやすいので、やはり現金を狙ってきます。

 

お金はともかく、自分の身を危険にさらしてまで現金を持ち歩く意味はもはやありませんね。

 

「大きなお金はホテルのセーフティーボックスに置いておくから大丈夫」と思っている方も、実はホテルの清掃人が簡単にそのセーフティーボックスを開けていた、という話もしばしば耳にしますから、完全に信用できるものでもありません。

 

 

現金より安全な理由②：旅行保険も付いている

さらに、万が一の事故や怪我、そして持ち物の紛失・損壊にも、お持ちのクレジットカードに旅行保険が自動付帯されていれば、補償を受けることができます。

以下、また楽天カードの例を貼っておきます。

 

楽天カード：

保険の種類	保険金額
傷害死亡・後遺障害	最高額	2,000万円
傷害治療費用	1事故の限度額	200万円
疾病治療費用	1疾病の限度額	200万円
賠償責任(免責なし)	1事故の限度額	2,000万円
救援者費用	年間限度額	200万円
携行品損害(免責金額3,000円)	年間限度額	20万円

 

ただし、短期旅行の方はもとより長期滞在の方は尚更、必ず保険会社の海外旅行保険に加入されることをお薦めします。

上記のカード付帯保険は、しっかりした海外旅行保険に入り忘れていた時や、「まぁ短期旅行だし面倒だからいいや」と思っていて被害にあってしまった時などに使う「保険の保険」程度に思っておいていただいたほうが良いと思います。

しかし、そんな保険でも、やはりあるに越したことはありません。しかも楽天カードのように年会費無料のクレカなら、タダで保険に加入しておけるのですから、やらない理由は無いと言えますね。

 

まとめ

現金よりも、クレジットカードを使う方が「得」で「安全」ということがお分かりいただけたかと思います。

 

もちろん、クレジットカードが使えない店も国によっては多少あるかと思うので（北米などはほとんどどこでも使えますが）、日本円にして数千円程度の現金を現地通貨にして持ち歩くことは必要でしょう。

 

ですので、結論としては以下を持ち歩くことがベストです。

 

クレジットカード　＋　少額の現地通貨

 

また、クレジットカードはVISAとMASTERを1枚ずつ持ち歩くのが良いでしょう。（JCB等は海外では使えないことも多いので避けたほうが無難です。）

 

お手持ちのクレジットカードの裏面を見て、以下の「Plus」または「Cirrus」マークが入っていれば、海外でもATM利用を含めて問題なく使えます。

 

 

 

上記のマークが入っていなくても使えることは使えると思いますが・・、できれば入っているものを選んで持っていかれることをお薦めします。

 

もしまだそんなカードをお持ちでない方、

旅行保険の付帯サービスが無いカードしか持っていない方、

ポイント還元率が1%未満のカードしか持っていない方、

VISA（またはMASTER）ブランドのカードを持っていないよという方は、

この際にカードを作られると良いかと思います。

 

審査が比較的ゆるく、しかも多くの時期では5,000円〜7,000円分のポイントが入会しただけでもらえる「楽天カード（VISAかMASTER）」をお薦めします。

 

 

 

 

それでは、どうか安全で楽しい旅を！！