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2017年5月7日、バンクーバーマラソン2017(BMO Vancouver Marathon 2017)のハーフに出場しました。
その時の体験を元に、バンクーバーマラソンのレース前日までに絶対しなければならない、たった1つのことをお伝えします。
それは・・・
PACKAGE PICKUP (パッケージ・ピックアップ)
PACKAGE PICKUP(パッケージ・ピックアップ)です。
ゼッケンなどの出走に必要な物を受け取ることを言います。
同時に、ゼッケンに取り付けられたチップの情報をコンピューターに事前登録(Registration)することもその場で行われます。
前日までに行かなければならないというこの手続き、登録後に送られてくるメールに書かれていたのかどうか・・
大きめの大会(東京マラソン等)なら当たり前のシステムかもしれませんが、僕は岐阜の田舎のマラソンしか出たことがなかったので、知りませんでした・・。
というわけで、前日の昼過ぎまでのんびり「マラソン当日、とりあえず現地に行ったらいいのかな?」と思っていました。
しかし。
公式Webサイトを見てみると、こんなことが書かれていました。
There is no package pick-up on race day. Please pick-up your package within Expo Hours:
Thursday, May 4, 5pm-8pm
Friday, May 5, 11am-8pm
Saturday, May 6, 10am-6pmEvery runner is required to pick up their own runner package. Proxy pick up is not available.
引用:
http://bmovanmarathon.ca/runvan-half-marathon/race-details
要約すると、「パッケージ・ピックアップはマラソンの当日はできません。3日前から1日前までにパッケージ・ピックアップを済ませてください」とのこと。しかも代理人ではダメだと。
これをしないと、正式には大会に参加できません。
危ないところでした・・。
ということで、パッケージ・ピックアップに向かいます。
バンクーバー・コンベンションセンターが会場
Vancouver Convention Centre West Building
電車「Sky Train」のWater Front駅から徒歩数分。
とってもバンクーバーらしい景色の見える場所にある、コンベンションセンターが会場です。
晴れていれば綺麗な景色が望めます。
さて、このコンベンションセンターの入り口には、
「HEALTH, SPORTS & LIFESTYLE EXPO」という看板が置かれていました。そのエキスポ会場が今回のパッケージ・ピックアップ会場でもあるんですね。
矢印どおりに進むと、こんな看板が見えてきます。
その後ろのドアから中に入ります。
エスカレーターを昇って、後ろを振り返ると・・
地球。 きれいです。 まぁだから何だということではあるんですが。
さて、エスカレーターを昇ってすぐの所に会場入口があります。
しかし、まだそこに並んではいけません。
更に進んで右に曲がったところにある、BIBナンバーというゼッケンに記載される個人番号を確認しに行きます。
BIBナンバーの確認
ここに来て「BMO Welcomes You」。
おや。
やっと気づいたのですが、おそらくこの奥側が正面入口だったのでしょう・・。
まあいいや。
ちなみに、BMOというのはバンクーバーマラソンのスポンサー(主催者?)の「Bank of Montreal」のことだそうです。
さて、気を取り直して、この手前に置かれたボードで自分のBIBナンバーを確認します。
ハーフだけでも定員1万人。
アルファベット順に掲示されているのですが・・・
ぼくの名前が、無い。
やはり、英語で出場登録なんて所詮無理で、うまくいってなかったのか・・。
と、思ったら。
ありました。
Takuji Yamada ではなく、
Yamada, Takuji で表示されていました。
苗字・名前の順。
良かった!
Yama関係者は、ほぼみんな日本人っぽい名前ですね。「山」の付く人だけでも結構日本人が出場するみたいです。
それはさておき、矢印に従って進みます。
チップ付きゼッケンの受け取り
さて、BIBの確認も済ませたところで、ピックアップ会場の体育館のようなところへと入ります。
フルマラソン、ハーフ、8kmなどに分かれてパッケージの受け取りをするため、自分の出場種目の、BIBナンバー(僕の場合は16107)の掲示されたブースへ向かいます。
すると、ナップサックとともにチップ付きゼッケンを渡されます。
その際、英語でペラペラと説明を受けますが、大して分からなくても大丈夫。
- ゼッケンの下部のカラータグの部分は、切取線で切り離して、Gear Check Bag(荷物あずけ袋)に外から見えるように入れてください。
- ゼッケンに付けられたチップをすぐそこでコンピューターに登録してください。
- 参加賞のTシャツを会場の一番最後(出口付近)で受け取ってください。
- その近くで当日の電車バス無料1dayパスも受け取れます。
そんな感じのことを言われます。
Gear Check Bag(荷物あずけ袋)について
受け取ったナップサックの中には、こんな袋が入っています。これがGear Check Bagです。
当日の朝、預ける荷物と一緒に、袋の中にこんな感じでカラータグを入れます。
外から見えればOK。
但し、上のヒモに結びつけるとダメ出しされますので注意。
安全ピン
ゼッケンを留めるための安全ピンを4つ、もらえます。
係の人がナップサックに4つポイポイっと入れてくれるんですが・・。
その入れ方、安全ピン無くなるやつですやん。笑
大胆です。
チップの事前登録(Chip Check)
さて、受け取ったゼッケンを、隣のChip Checkブースの係の人に渡します。
ゼッケンの裏には、ウレタンっぽいものでできたチップが貼り付けてあります。これを係の人が機械で読み込んでくれます。
その登録の向こう側には、ずっとEXPOの出店ブースが続いています。
シューズ販売。
サプリやプロテインなど。
走りに関するものは何でも買えます。
何か日本に忘れ物をしていても、だいたいここで揃うから、問題なし。
ミズノのシューズデザインの歴史も。
2009とか2013,14あたりがカッコイイ気がする。
なぜかダンレボ(ダンスダンスレボリューション)まで。
もはやマラソンと関係ないやん。
記念Tシャツの受け取り
これをマラソン当日のウェアにしている人もかなりいました。
にぎやかなエキスポ出店ブースを抜けた奥の方にあるカウンターで受け取れます。
ちなみに、後ろの窓の向こう側にはとても気持ちのいい景色が広がっています。
「バンクーバーに来て良かったなぁ・・」と思える光景。
明日のレースが楽しみになってきます。
無料パス(Transit Ticket)の受け取り
出口のすぐそばで、当日の電車バス無料パス(Compass One Zone – Adult)がもらえます。
当日、お金を持って走るのが嫌だなと思われる方は特にオススメです。
紙でできた軽いカードなので、ポケットに入れながら走っても気になりません。
スタートラインとゴールの確認
スタートラインとフィニッシュライン(ゴール)の場所と、スケジュールを最終確認しておきます。
このような看板が出口横に立っています。(Webサイトでも同じものを見られますが)
以上で、パッケージ・ピックアップの手続きは完了です。
あとは、当日に備えてストレッチをしつつ、ゆっくり身体を休めるだけですね!