「多文化保育」をNPO事業にするプロセス

多文化保育イニシアティブ」代表の山田拓路(@takuji85)です。

 

先日、社会起業家の駒崎弘樹さん(@Hiroki_Komazaki)にお誘いいただき、また私が勤めるYSCグローバル・スクール責任者の田中宝紀さん(@iki_tanaka)の同席を得たうえで、「多文化保育」を事業とするためのプロセスについて相談する機会をいただきました。

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エマ・ゴンザレス『6分20秒 – 沈黙のスピーチ』書き起こし日本語翻訳

2018年3月24日、March For Our Lives。

 

銃乱射により同級生17 人を亡くした、アメリカ・フロリダ州の高校生たちがデモを呼びかけました。

 

そのリーダーの一人、エマ・ゴンザレスさんによる歴史的スピーチが、こちらです。

 

 

以下、日本語と英語による全文書き起こしです。

エマ・ゴンザレス「6分20秒-沈黙のスピーチ」

「6分と、およそ20秒。

たった6分あまりで、17人の友人が奪われ、15人が傷つき、そしてダグラス高校の全員、ほんとうに全員が、永遠に変えられてしまった。

そこにいた誰もが今は分かっている。

冷たい銃の暴力にさらされた誰もが分かっている。

 

午後の焦げるような日差しの下、私たちにとっては、長く、涙あふれる、混沌とした時間が、何もわからないまま過ぎていった。

何が起きたのか誰も分からなかった。身柄確認まで一日以上かかる遺体が建物の中にあるなんて誰も信じ得なかった。

 

非常事態が宣言されたことを私たちが知るずっと前に、行方不明者たちがすでに息を引き取っていたなんて誰も知らなかった。

壊滅的な余波、それがどこまで届くか、それがどこに向かうか、誰にも分からなかった。

 

 

理解を拒むがゆえにいまだ分からぬ人のため、それがどこへ向かったかを言おう。この地面のもと、6フィートの深みだ。

 

AR-15と6分20秒。

そして私の友人カルメンはピアノの練習について私に愚痴をこぼすことはもう二度とないだろう。

エーロン・ファイスはキーラを”ミス・サンシャイン”と呼ぶことはもう二度とないだろう。

アレックス・シャクターは兄弟のライアンと一緒に学校へ歩いてくることはもう二度とないだろう。

 

スコット・ビーゲルはキャンプでキャメロンと一緒にふざけることはもう二度とないだろう。

ヘレナ・ラムゼイは放課後にマックスと遊ぶことはもう二度とないだろう。

ジーナ・モンタルトはランチのとき友人のリアムに手を振ることはもう二度とないだろう。

ホアキン・オリバーはサムやディランとバスケットボールをすることはもう二度とないだろう。

アリナ・ペティはもう二度と、

カラ・ラグレンはもう二度と、

クリス・ヒクソンはもう二度と、

ルーク・ホイヤーはもう二度と、

マーティン・デューケ・アグイアノはもう二度と、

ピーター・ワンはもう二度と、

アリサ・アルハデフはもう二度と、

ジェイミー・グッテンベルクはもう二度と、

メドウ・ポラックはもう二度と。」

 

(突然、沈黙)

 

(エマの頬を涙がつたう、沈黙)

 

(しばしば声援やコールが起きる、沈黙)

 

(大人がひとり近寄って声をかける、沈黙)

 

(突然、アラームの音)

 

「私がここに出てきてから、6分と20秒が経った。

犯人は乱射をやめ、

すぐにライフルを捨て、

逃げまどう生徒に入り交じり、

そして逮捕されるまでの1時間、自由に歩きまわるだろう。

 

命のために闘え。他の誰かがやる前に。」

 

 

 

「透明カバン通学」を指示されたアメリカの高校生たちのプロテスト

政治的利権のからむ銃の規制ではなく、高校生に透明なカバンの使用(銃を隠して持ち込めないようにするため)を強いるフロリダ州の教育行政。

 

アメリカの学生たちは、そんな命令に黙って従うはずがありません。

 

 

高校生たちによる、「命のための闘い」は続きます。

 

我々大人は、「デモなんかで社会は変わらないよ」と斜に構えて眺めているだけでいいのでしょうか?

 

 

 

 

 

以下は、エマによるスピーチの英語版書き起こしです。

Emma Gonzalez’s March for Our Lives speech(英語版)

Six minutes, and about 20 seconds.

In a little over six minutes, 17 of our friends were taken from us, 15 more were injured, and everyone, absolutely everyone in the Douglas community was forever altered.

Everyone who was there understands.

Everyone who has been touched by the cold grip of gun violence understands.

For us, long, tearful, chaotic hours in the scorching afternoon sun were spent not knowing.

 

No one understood the extent of what had happened. No one could believe that there were bodies in that building waiting to be identified for over a day. No one knew that the people who were missing had stopped breathing long before any of us had even known that a code red had been called. No one could comprehend the devastating aftermath, or how far this would reach, or where this would go.

For those who still can’t comprehend, because they refuse to, I’ll tell you where it went. Right into the ground, six feet deep.

 

Six minutes and 20 seconds with an AR-15, and my friend Carmen would never complain to me about piano practice. Aaron Feis would never call Kyra “Miss sunshine,” Alex Schachter would never walk into school with his brother Ryan, Scott Beigel would never joke around with Cameron at camp, Helena Ramsay would never hang around after school with Max, Gina Montalto would never wave to her friend Liam at lunch, Joaquin Oliver would never play basketball with Sam or Dylan. Alaina Petty would never, Cara Loughren would never, Chris Hixon would never, Luke Hoyer would never, Martin Duque Anguiano would never, Peter Wang would never, Alyssa Alhadeff would never, Jamie Guttenberg would never, Meadow Pollack would never.

 

Since the time that I came out here, it has been six minutes and 20 seconds, the shooter has ceased shooting, and will soon abandon his rifle, blend in with the students as they escape, and walk free for an hour before arrest.

Fight for your lives before it’s someone else’s job.