2019年1月25日。
外国にルーツをもつ子どもたちは、すこし緊張しています。
NHKテレビの取材が来ているから?
いいえ、きっとそのせいではありません。
この日は、東京の都立高校受験を翌日に控えた日だったからです。
日本語で受験するのはやっぱりちょっと大変です。
先生たちは
「だいじょうぶ。あなたは本当によく勉強したから。だいじょうぶ。」
と声をかけてまわります。
インドでは大きな壁に向き合うとき、よく胸に手を当ててこう唱えるそうです。
「All is well. (だいじょうぶ。)」
先生たちは、
応援メッセージを書いたキットカット、
手作りのお守り、
そして涙をふくティッシュを差し入れます。
そのティッシュで、合格のうれし涙がぬぐわれますように。
明日は高校受験の日。
YSCグローバル・スクールでは、1年間がんばって日本語を勉強してきた生徒たちを送り出します。
お守りのティッシュを配って。
「せんせい、わたし涙でたら、これでふくね!」
そのティッシュで、うれし涙をふいてね。
#多様性を豊かさに #共に pic.twitter.com/Zuqy5Jzvei— 山田拓路@YSCグローバルスクール (@takuji85) January 25, 2019
「こういう働きを応援したい」という方は、お持ちのTポイントを少し、分けてください。
Yahoo!アカウントをお持ちなら、1〜2分ほどの所要時間で子どもたちにTポイントを贈れます。(キャンペーン中はTポイントが2倍の金額に換金されて贈られます。たとえば50ポイントあれば100円が寄付されます。クレジットカードによる寄付もできます。)
Yahoo!のページ: https://donation.yahoo.co.jp/detail/1630040/
その子どもの話す言葉が何であろうと、住んでいるところがどこであろうと、「みんなと同じように勉強したい」という願いは叶えられてほしいと思います。
コンビニで買うコーヒー1杯を今日だけすこしガマンして、その100円ぶんのTポイントを子どもたちの将来のために使ってくだされば嬉しく思います。
知り合いに外国人の子はいないし、Tポイントもないけど、1人でも子どもが勉強できるようになったらいいなと願ってくださる方は、この記事をSNSでシェアしてくださると嬉しいです。
それを見た他の方が、じつは困っている子が身近にいてこのオンライン教育を紹介してくださるかもしれないし、あるいはTポイントを少し子どもたちのために分けてくださるかもしれないので。
みんなで、子どもが夢を少し叶えやすくなる社会をつくっていければ幸いです。
【言語難民】日本語がしゃべれず、ひとりぼっちの子ども達を助けたい
過去に、ジャーナリスト(元NHKアナウンサー)堀潤さんが取材してくださった時の動画です。このときも、都立高校入試の発表直前でした。
学校ではしゃべらない。日本社会の片隅で孤立する「海外ルーツの子どもたち」|田中宝紀|ニッポン複雑紀行
ニッポン複雑紀行 @nipponfukuzatsu に記事を書きました。海外ルーツの子どもたちの「複雑さ」と向き合い、私たちはいま、何ができるのか。共に考えていただけたら。
学校ではしゃべらない。日本社会の片隅で孤立する「海外ルーツの子どもたち」|田中宝紀|ニッポン複雑紀行 https://t.co/r3aGgI66PK
— 田中宝紀 IKI TANAKA (@iki_tanaka) May 24, 2018
YSCグローバル・スクールの代表、田中宝紀がウェブマガジン『ニッポン複雑紀行』に寄せた、外国にルーツをもつ子どもたちの物語です。
よろしければ、こうした動画や記事をみて、すこしだけ子どもたちの行く末に思いを馳せていただければ幸いです。
YSCグローバル・スクールで学ぶ子どもたちの様子をときどきツイートします。
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