カナダに来て分かったこと。
意外と英語が聞き取れません。そして、話せません。
「意外と」というのは、これまで僕はフィリピン人と一緒に働いてきたのですが、その中でそれなりに会話が成り立ってきたので、まぁまぁ英語くらいできるぜと思い込んできました。
しかし。
いざカナダに来てみて、カナダやアメリカで育った「第一言語が英語」(いわゆるネイティブスピーカー)の人たちの話す英語が全然聞き取れないことが分かりました。
そして、普通に何気ない会話をしていても、ふと思い起こせば、自分が話してた内容がいかに幼稚なものだったか・・・と思えてきて、愕然とします。
フィリピンや韓国の人たちの英語は、日本人である僕と同じく第二言語としての英語(いわゆるESL)なので、お互いに聞き取りやすいし、話しやすいと感じます。
あるいはドイツなどの人たちの話す英語も、やはり「ネイティブ」ではないためか、あるいは発音が比較的はっきりしているからなのか、理由はよく分かりませんが聞き取りやすく感じます。
しかし、カナダ・アメリカ・イギリス・オーストラリアなどの英語が第一言語の人たちの英語は、全然聞き取れない。
だいぶ困ります、これは。
例えば、ついさっきまで同居人のアメリカ人2人が僕の近くで喋っていたのですが・・、もはや「ペラペラペラペラ」にしか聞こえません。
彼らは優しい人で、僕に話しかける時には分かりやすい「易しい英語」でゆっくり話してくれるので、それはちゃんと理解できます。
しかしアメリカ人同士が話し始めたら最後、全然ついていけません。僕の悪口を言ってたって分かりませんし(そんなことはないと思いますが)、僕を褒めてくれてたって分かりません(そんなこともないと思いますが)。
これからカナダでガンガン勉強やら仕事やらしたいと思っているのに、これは結構大きな問題です。
そこで急いで語学学校の事を調べました。
が、費用、しめて35万円也。(8週間集中コース。)
・・・3ヶ月分の生活費ですよ、それ。
あかん。これはもうタダで英語を勉強するしかない。
それで考えだした方法が次の3つです。
1.ボランティアをしまくる。
2.同居人のアメリカ人に話しかけまくる。
3.edXのコースをとりまくる。
もうこれしかありません。
ちなみに、「3.edX」については、またいずれ別の記事でご紹介しますが、簡単に言うと、「ハーバードなど名門大学の授業がオンラインで受けられる、しかも無料!」というWEBサービスのことです。
実にありがたいサービスです。(ただし、残念ながらスピーキングの練習にはなりません。)
とは言え、やはり「1-2週間なら語学学校に通うのも悪くないかも・・」と思えてきたりもして、まだ揺れています。
英語ができれば、世界はもっと広がるはずなのに・・
ということで、もうちょっと模索を続けようと思います。
無駄なお金をかけずに、ガシガシ英語力を伸ばせる方法がきっとある、はず。
イケダハヤトさん的に「まだ語学学校で消耗してるの?」と言える日がいつか来る、はず。
“カナダに来て、英会話が意外とできないことが分かった話” への2件の返信
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