行政書士試験(2018年)を受けた感想

2018年度の行政書士試験を受けました。

 

これから受験される方や、来年また受験するかもしれない自分のためにも(!)、試験対策について覚えている限り書き残しておきたいと思います。

 

当日のこと

いきなり当日のことですが、今日が試験日だったので、記憶の新しいうちに。

 

名古屋会場は南山大学でした。午前11:45くらいになると近くの駅から大学に向かう道は受験生でいっぱいになります。駅構内のエスカレーターも並ばないと乗れないくらい。

 

どこの会場も11:50開場、13:00試験開始だと思いますが、やっぱりちょっと早めに会場に到着しておくことは重要です。

 

ちなみに、道中、LECやTACといった予備校のスタッフさんが、「超直前!これだけは覚えておこう」的な冊子を配ってくれているので、もらっておくといいでしょう。意外と役に立ちます。

 

実際、その冊子に載っていた内容がけっこうテストに出てきていました。例えば、個人情報保護法関連の個人識別符号に該当する情報等のリスト(マイナンバー、指紋など)。LECの冊子にはそのまま載っていました。直前にぼくも見ていたのに・・・見ただけで覚えていなかったので、間違えました。。残念。

 

なので、タダで配布しているものですし、絶対もらったほうがいいでしょう。

 

さて、ぼくの受験した名古屋の南山大学の場合、教室から最寄りのトイレは長蛇の列でした。12:30までにはトイレを済まして着席、机の上から試験に必要なもの以外すべて片付けるように言われます。なので、それまでにトイレを済まさないといけません。

 

5分前くらいに・・と思っていたら、女性よりむしろ男性トイレが長蛇の列で、終わるまでに10分以上はかかったので、危うく試験前の注意事項アナウンスを聞き逃すところでした。(聞き逃しても別に構わない内容なんですが・・)

 

試験日のスケジュール

11:50 開場(教室で学習可)

12:30 着席(以降、学習等は不可)

12:40 試験問題・解答用紙の配布

13:00 試験開始

14:30 退出可に(驚くことに途中で帰る人も結構います)

15:50 退出禁止になる

16:00 試験終了

 

 

試験の時間配分

ぼくが実際に解答にとりくんだ順序と、かかった時間です。

 

13:00 記述

13:30 行政法(択一式)

14:30 基礎法学・憲法・一般知識・多肢選択

15:10 民法(択一式)

15:40 商法/会社法

15:45 一般知識の文章理解(並べ替え)で自信がなかったものやり見直し

15:55 全体の見直し

 

驚いたのは、記述に30分もかかってしまったこと。行政法の記述にてこずって15分くらいかけてしまいました。でも記述を制すれば・・と思っていたので食らいついた、ということです。

 

行政法の択一式が終わった時点で疲れきっているかな、と思いきや、けっこうまだ余力があったので、これも意外。

 

ただ、当初の作戦どおり、やっぱりここで比較的エネルギーを使わないですむ基礎法学・憲法・一般知識・多肢選択に臨みました。40分ほど。

 

それからついに民法へ。難しかったのですが、図を描いて悩むような問題は1問しかなかったので、それもあって30分ほどで9問を解き切ることができました。

 

商法/会社法については、ほとんど勉強せず捨てていたので、適当にやったため5分だけ。それでも適当にマーク付けるよりはいいかな?と思って一応問題文を読んで、明らかに違うだろうなという選択肢だけ消去して、あとはカンで解答しました。

 

最後の15分、迷ったのですが、自信のなかった(でも絶対全問正解したかった)一般知識の文章理解のうちの1問に再度チャレンジ。10分かけて正しい正解を導き出せました。

 

最後に全体の見直し。

 

でも後で分かったのですが、1問だけ、「妥当なもの」を選ぶ問題で「妥当でないもの」を選んでしまうという痛恨のミスを犯していたようです。

見直しをあんまり細かくしなかったことは悔やまれますが、まぁしょうがないでしょう。

 

LECの試験後の速報や講評を見ていると、今年の問題はかなり難易度が高かったことがうかがわれます。2017年度が合格率15%という前代未聞の易しさだったため、その反動で締め付けられてしまったのかも。(笑)

 

まとめ

あと4点、2点が明暗を分けるこの試験において、上記のほかにも勉強そのもの以外にいろいろ考えられる作戦はあるはずです。

 

来年また受けることになってしまったら(笑)、これを参考にさらなる作戦をたてられればと思います。

 

同じく受験を控えたみなさんのご参考にもなれば!