ウエスト・バンクーバー(West Vancouver)にあるサイプレス・マウンテン(Cypress Mountain)に登り、イーグル・ブラフ(Eagle Bluffs)でバンクーバーの全景を眺めること。
これはバンクーバーでするべきこと20選くらいに入れてもいいんじゃないかと思います。
10選には入るか分からないけど、20選くらいには、たぶん・・。
山火事の煙と紅い空
しかし、山登りに行こうと決めた日、
ブリティッシュ・コロンビア州から隣のアルバータ州にかけて起きた山火事が原因で、スモッグ(煙)が空を覆ってしまいました。
視界がほぼ遮られています(笑)。
夏場は、たまにこういうことが起こるらしいですが。
赤くて薄暗い太陽が、この世の終わりを思わせます。
でも、たとえ世が終わろうと、山には登ります。
サイプレス・マウンテン
ということで、バンクーバーの街から車で30分ほど走り、サイプレス・マウンテン(Cypress Mountain)の登山口へ。無料で駐車可。
車がない人は、ツアーに乗って行っても良いようですが、誰か現地の車を持っている人を捕まえて連れて行ってもらった方が(あるいはレンタカーを自分で運転して行った方が)気楽でいいと思います。
https://www.vancouvertrails.com/trails/eagle-bluffs/
バンクーバー冬季オリンピックの会場になったことでも有名なサイプレス・マウンテン。
ここでモーグルの上村愛子さんがメダルをとったとか。
しかし、オリンピックマークは見えても、すぐそこのゲレンデは煙たくてあんまり良く見えません。
曇りすぎ。。笑
ブラック・マウンテンからキャビン・レイクへ
気を取り直して、私たちは登山口に車を置き、山を歩きはじめました。
いくつかの湖、小高い丘、湿原などを眺めながら、およそ2時間ほど山道を進みます。
いくら空が煙たくとも、途中のこういう景色はきれいに見えました。
そうこうしながら歩いていると、
ブラック・マウンテンという景色のいい丘にたどり着きました。
そこから、下界を眺めてみたら・・
白い・・。
ホワイト・マウンテンじゃないっすか、これ。
ちょっと向こうの木さえ、あんまり見えません。笑
わたしは、ここへ何しに来たんだろう。
そう、山を登りにきたんですよ。
景色なんて、べつに
べつに
べつに
景色、見たかった。
なんだこれ。
イーグル・ブラフ
と、自虐的になりながら歩いていたら、
ついに着きました、イーグル・ブラフ!
白いけど、かろうじて湖やら木々が見えますね!!
この景色でも感動してしまいます。
なんせ、これまで煙しか見えていませんでしたから。
ちなみに、本来はこんな眺めだそうです。
引用:https://vancityoakst.wordpress.com/
で、こっちが私の見たやつ。
またいつか、晴れた日に来ます・・。
イーグルとリス
イーグル・ブラフとは、
Eagle = 鷲(ワシ)の Bluffs = 崖(がけ)という意味。
へぇ、鷲なんているのかと思って昼ごはんのサンドイッチを食べていたら、
なんと、その鷲が!!
・・いや、たぶん、カラスですね、こいつ。
興奮して写真連写してしまいした。
でも、その辺をちょろちょろしているやつがいて、見てみたら、リスがいました。
街には黒くてデカいリスは結構ちょろちょろしていますが、ちゃんとリスっぽいリスに出会えました。
黒いやつよりかわいいですね。
かわいいので、サンドイッチのパンをちぎってあげてみました。
すると、手で持って眺めたあげく、ポイッと捨てられてしまいました。
哀しい。
と思ったら、あとでこいつが食べてくれましたよ、カァ。
まとめ
いかがでしたか?
いかがもくそもないと思いますが、
イーグル・ブラフには晴れた日に行きましょう、という教訓は得られたと思います。
晴れたらこんなステキな景色が眺められるはず!
という動画を貼っておきます・・。
「この景色を見てみたい!」と思われた方は、バンクーバーの安い(3,000円くらいの)バックパッカーズ・ホステルに泊まって、天気をうかがいながら登山にチャレンジしてみられるのも良いと思います。
以上、バンクーバーの登山ならここ!イーグル・ブラフ(サイプレス・マウンテン)のご紹介でした。