社会課題を自分ゴト化させる仕掛け〜ここまでやるか、「知らない」課題を伝える方法 〈FRJ2015〉

「したがって、いま興味が無い人へも、メッセージを届ける必要がある。」

吉山昌(難民支援協会)

2015/2/15 FRJ2015 – Session 50 当時のメモ連続投稿その6

 

難民問題はあまり知られていない。

しかし、支援対象者は引き続き増加している。

したがって、いま興味が無い人へも、メッセージを届ける必要がある。

 

どのような媒体 × 素材で、日常生活に切り込むのか?

 

「難民問題」以外を主題に。(関心のない人には別の関心から入り込む)

同時に「共感」を生み出す素材。(かわいそう、はNG。尊重される存在に)

「料理本」(難民が自文化の料理を紹介する)という試み。

  • 読者の日常に入り込み、繰り返しメッセージを伝えられる。
  • 情報量が多く、じっくりと向き合ってもらえる。

(インターネット広告などには無い強み)

 

様々な失敗もあったが、この試みで、

従来から使っていた「料理」という素材を一度「書籍」として形にすることで、オフライン(インターネット上ではない現実世界)で大きく展開できた。

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