「アプローチと深耕を繰り返す。 いいタイミングを見て寄付依頼へ。いきなりはダメ」
吉田幸治(国境なき医師団)
2015/2/15 FRJ2015 – Session 43 当時のメモ連続投稿 その5
国境なき医師団では、50万円以上の寄付(過去3年以内)をメジャーギフトと定義。
メジャーギフト(高額寄付)獲得のプロセス
1.調査
・ ターゲットの明確化。ターゲットのイメージを絞る(ペルソナetc.)
- ソースの特定(既存、新規など)
- 基準に沿ってスクリーニング(寄付時期、頻度、金額、家族構成など)
- アプローチリストを作る。
2.アプローチ
・ アプローチ計画立案(誰が、いつ、どうやって)
- どのように話をもっていくか(シナリオプランニング)
- コンタクトの実施(電話、メールなど)
- アポの確定、ミーティングスケジュール
↓ ↑ 2と3を繰り返す。 いいタイミングを見て4へ。いきなりは☓
3.深耕(面談)
・ 寄付の動機や団体への期待を確認
- 団体や活動の最新情報の報告(必要に応じて)
- 面談内容をデータベース化
- 通常のNews Letterより深い内容や、自分たちが抱えるジレンマについて、事務局長名で手紙を書いて添える。という手も時に有効。
- 現場に連れて行く、という手も。
4.ASK(寄付依頼)
・ 具体的な支援依頼
- 使途、必要資金や報告形式を具体的に伝える
- 事務局長やフィールドスタッフらの同席も有効
- その寄付者が支援したい内容と、団体の必要な支援内容とがマッチした場合にASKをかける、という手も有効。
5.感謝
・ お礼。訪問時に一緒に写真を撮る、というのも喜ばれることが多い。
- プロジェクト報告。
フィールド・組織に密着したものが良い。
*参考
支援者に、自団体の名刺を作ってプレゼントする、という手もある。定年後の方は特に、所属感(や肩書)を求めていることがある。
(他のセクションで聞いたアイデア)